そもそもヨクイニンってなに?

イボの改善に効果的だと言われている「ヨクイニン」、これが一体何の成分なのかご存知ないという方も多いのではないでしょうか。
実はヨクイニンは昔から漢方薬として利用されてきた成分なのですが、一般の方にはあまり耳馴染みのない成分ですよね。

 

ヨクイニン

 

ヨクイニンはハトムギの種子から得られる自然由来の成分です。
「ハトムギ」のほうは健康茶などで利用されることも多いので、誰でも一度は聞いたことがあるはずです。
ハトムギの皮だけを取り除き、残った種から抽出される成分がヨクイニンとして利用されます。

 

漢方の世界では昔からヨクイニンに「イボ改善の効果がある」とされてきました。
医学が進んだ現代においても、ヨクイニンを配合した医薬品が病院の処方箋として出されることがあります。

 

また最近ではイボケア用の化粧品や、健康増進のサプリメントに配合されることも多く、ヨクイニンは様々な分野で幅広く使われる美容成分として知られています。

 

ハトムギエキスとヨクイニンの違いとは

 

イボケア化粧品を見てみると、「ヨクイニン配合」と書かれているものと「ハトムギエキス配合」と書かれているものがあります。
そもそもヨクイニンはハトムギから抽出される成分であるはずなのに、どうして別に「ハトムギエキス」なんて成分が存在するのでしょうか。

 

結論から言えば、「ヨクイニン」と「ハトムギエキス」はほとんど同じ成分です。

 

ハトムギの種子から取れたエキスを単にハトムギエキスと呼んでいるか、漢方薬としての呼び名である「ヨクイニン」と呼んでいるかという違いにすぎません。

 

しかし、メーカーによっては「製法によって呼び名を分けている」とするところもあります。
ハトムギの皮ごと絞ったのがハトムギエキス、ハトムギの皮を取り除いた種子から取ったのがヨクイニン、という分け方です。

 

製法によって分類した場合でも効果には大した違いがありませんが、余分な皮が無い分ヨクイニンのほうが効果的だと考える方もいるようです。

 

ただし、これらの分類方法や効果の差はあくまで使用者の意見であり、医学的にキチンとした分類方法があるわけではないので過信しすぎないようにしましょう。

ヨクイニンはウイルス性イボにも効果がある?

ひとくちにイボといっても、大きく分けて2種類あるということをご存知でしょうか?
皮膚にウイルスが感染して起こる「ウイルス性イボ」と、皮膚の老化などによって起こる「老人性イボ」です。

 

ヨクイニンは基本的に「ウイルス性イボ」にはほとんど効果がありません。

 

何故ならヨクイニンの主な役割は「肌質を改善すること」で、そもそも「ウイルスを除去する」なんて効果は持っていないからです。
仮にヨクイニンを使って一時的に肌質が改善されたとしても、ウイルス性イボは根本的な原因であるウイルスを死滅させない限りは何度でも再発してしまいます。

 

一応、ウイルス性イボの処方箋としてヨクイニン配合の医薬品が出されるケースもあります。
しかし残念ながら、ヨクイニンがウイルス性イボに効果があるという医学的根拠は未だに見つかっていないのが現状です。

ヨクイニンが効果を発揮するのは「老人性イボ」だけ!?

女性向けの雑誌などで「ヨクイニンを使ったらイボが治った!」という体験談が載ることがあります。
しかしヨクイニンが効いたというのが本当ならば、それは十中八九「老人性イボ」だったとみて良いでしょう。

 

素人には見分けにくいものですが、雑誌の広告などに掲載されているイボの写真の多くは老人性イボのほうです。

 

老人性イボ

 

医学的にはウイルス性イボが「尋常性疣贅」、老人性イボは「老人性疣贅」と呼ばれる皮膚疾患で、それぞれ全くことなる症状なのです。
一般的にはどちらも「イボ」と表現されていますが、原因も違えば治療法も全く違うのです。

 

中年女性に多い、首まわりにできる小さなポツポツは高い確率で「老人性イボ」のほうだと考えられます。
老人性イボは深刻化するケースがほとんどなく、病院に行けばレーザー治療でも簡単に治すことのできる症状です。

 

レーザー治療で簡単に取れるのに、なぜ老人性イボを治さず放置している人が多いのかというと「治療費が高額だから」という原因が大きいのではないでしょうか。また、レーザー治療そのものは1日で終わりますが、その後も経過報告のために病院に通う必要があるため時間が取れないという方も少なくないはずです。

 

液体窒素を使って老人性イボを焼き切る「凍結治療」という治療法もありますが、こちらは治療費が安い代わりに痛みが強く痕が残りやすいというデメリットがあります。少しでも早く治したいなら病院で治療を受けるのが一番なのですが、自宅でマイペースに治していきたいという方も多いと思います。

 

そんな方に人気なのが、先ほどからご紹介してきた「ヨクイニン」のパワーなのです。
ヨクイニンを配合した「艶つや習慣」などのクリームは、老人性イボの改善に効果があると話題になっています。

 

イボを直接切り取るレーザー治療ほどの確実性はありませんが、費用も大してかからず、痛みを感じることもなく、治療痕も残らないというメリットの多い方法です。

 

艶つや習慣はネット注文でも簡単に手に入るので、「老人性イボを何とかしたいけど病院に行くのはちょっと…」と考えている方はぜひ口コミを確認してみてください!

 

参考サイト:艶つや習慣プラスで首イボ取れる?はたして口コミ通りの効果はあるのか

ヨクイニンがイボに効く!という話に医学的根拠はあるのか

ヨクイニンはイボの改善に効果がある!と言われ始めたのは、数百年以上前だと言われています。
そもそもヨクイニンは漢方薬として中国から伝わってきたものなので、現代では必ずしも医薬品として取り扱われているわけではありません。

 

そう聞くと、「ヨクイニンって本当にイボ改善に効果があるの?」と疑問に思ってしまう方もいることでしょう。

 

そこで、ここではヨクイニンについて現役のお医者さんたちはどのように考えているのかということについてまとめてみました。
ヨクイニン配合の製品を買おうかどうか迷っているという方は、検討材料にしてみてください。

 

ヨクイニンは処方箋なのに否定的な意見もある

 

まず、ヨクイニンは「処方箋」として扱われることもあります。
病院でイボの診断を受けた際、患者への医薬品として提供されるということです。
ヨクイニンが「尋常性疣贅」「扁平疣贅」の治療に使われる場合は、ちゃんと保険も適用されます。

 

しかし、処方箋として認められている薬にも関わらず、お医者さんのなかにはヨクイニンの効果を疑問視する方もいるようです。

 

というのも、ヨクイニンが処方される「尋常性疣贅」「扁平疣贅」はどちらもウイルス性イボの一種であり、そもそも殺菌作用を持っていないヨクイニンが効くという医学的根拠が無いからです。

 

ヨクイニンの効果が充分に発揮されるはずの「老人性イボ」には基本的にヨクイニンが処方されません。老人性イボは放置していても見た目が悪くなるだけで健康に被害を及ぼさないので、ヨクイニン配合の薬を処方しても保険が適用されないのです。

 

それに老人性イボは、できる原因をしれば簡単に自分で治すことができる皮膚疾患です。

 

詳しくは参考サイトをご覧ください。
顔や首の老人性イボを自宅で除去|どの治療法が一番綺麗に取れる?

 

実際に使った人からは「効果があった」という声が多数!

 

では、ヨクイニンを実際に使用したという方はどのように考えているのでしょうか。ヨクイニンが配合された化粧品やサプリメントを使用した体験者の意見を参照してみると、おおむね「効果があった」と考えている方が多いようです。

 

ヨクイニンはイボそのものを除去する効果を持っているわけではなく、肌のターンオーバーを促進する作用を持っています。老人性イボは肌のターンオーバーが乱れることで発生する症状なので、ヨクイニンを使ってスキンケアを行うことが老人性イボ改善に繋がるのです。

 

しかし、ヨクイニン配合の化粧品などは医薬品ではないということに注意する必要があります。
医薬品のように普遍的な効果が保証されているものではありませんし、即効性が期待できるわけでもありません。

 

また、稀にヨクイニンが肌に合わないという方もいて、ヨクイニン配合の製品を使い始めてからイボが増えてしまったという報告もあります。
ヨクイニンがイボを増やすというメカニズムは不明ですが、もしも異変を感じたらすぐにヨクイニンの使用を中止するようにしてください。

 

長く使えばイボケアや美肌効果も期待できる!?

 

ヨクイニン配合の化粧品を使うときは、「長く使い続ける」というのがひとつのポイントになります。
先ほども少し触れましたが、そもそもヨクイニンには即効性が無いからです。

 

ヨクイニンの役割は、あくまで「肌のターンオーバーの促進」です。

 

ターンオーバーの周期には個人差がありますが、若い人で1ヶ月程度、歳をとってくると1度のターンオーバーに2ヶ月以上かかる場合もあります。正常にターンオーバーが行われれば老人性イボは少しづつ小さくなっていきますが、少なくとも2〜3回はターンオーバーが行われなければ目に見える効果はでません。

 

ヨクイニン配合の化粧品を使用した人のなかには、「2週間使ってみたけど効果が無かった!」なんてことを言う方もいます。
しかし老人性イボが出来るほどダメージを受けている肌が、そもそもたったの2週間で完全回復するわけがありません。

 

長くヨクイニンを使い続けたからといって絶対に効果が出るとは限りませんが、効果が出るかどうかを判断する期間として最低数ヶ月は見積もったほうがよいでしょう。

ヨクイニンにはイボケア以外の効能もある

イボケア成分として有名になってしまったヨクイニンですが、実はヨクイニンが持つ効果はそれだけではありません。
もともと様々な漢方薬に配合されている成分であり、イボ改善以外にも様々な効果を秘めている優れものなのです。

 

ここでは、ヨクイニンが持つイボケア以外の作用をいくつか抜粋してご紹介しておきましょう。

 

血行促進

 

ヨクイニンをサプリメントなどで服用した場合、血行の改善がみられることがあります。
血流が滞ることも肌荒れの大きな原因のひとつなので、ヨクイニンの血行改善効果が結果的には美肌効果を生むケースもあります。

 

抗炎症作用

 

ヨクイニンには抗炎症作用があると言われています。
抗炎症作用については医学的にも証明されており、有効物質も特定されています。
また、抗アレルギー作用・抗酸化作用も兼ね備えているのがヨクイニンのスゴイところです。

 

抗腫瘍・ガン予防

 

近年になって研究が進められているのが、ヨクイニンが持つガンの抑制効果です。
中国ではハトムギを原料とした抗がん剤が開発されており、すでに数十万人の患者に実際に使用されているといいます。

 

便秘解消

 

ヨクイニンは便秘解消にも高い効果を発揮するといわれています。
ハトムギの種子に含まれるビタミンB群や、老廃物を排出させる効果が腸の動きを活発化させるためです。

 

ヨクイニンを上手く利用して綺麗な肌を取り戻そう!

今回はヨクイニンが持つ効果とその根拠について徹底解説してきました。

 

ヨクイニンは上手く使えば効果が出る可能性が高いものの、絶対的な効果が保証できるわけではない…というのが今回の結論です。
残念ながらウイルス性イボへの効果は期待できませんが、ヨクイニンは老人性イボをケアしたいという方にオススメですね。

 

首まわりに小さなポツポツが出来てしまったというケースや、肌質そのものが劣化していると感じた方にとっては、ヨクイニンが強い味方になってくれるかもしれません。

 

ヨクイニンを使用する場合は、「塗るタイプ」と「飲むタイプ」の2種類のヨクイニンを併用するのが効果的です。
塗るタイプというのは、先ほどちらっとご紹介した「艶つや習慣」などのイボケア化粧品のことですね。
肌に塗るだけで使用できますし、副作用の心配もほとんどない安全性が魅力です。

 

飲むタイプというのは、薬局などで手に入るサプリメントタイプのヨクイニンです。
ヨクイニンは肌に直接塗るだけでなく、体に取り入れることで内側から作用する働きもあるのです。
塗るタイプと飲むタイプを上手く組み合わせれば、外側と内側からくまなく肌ケアを行っていくことができます。

 

ヨクイニンを配合した塗るタイプのクリームにはいくつかの種類があるので、別記事でそれぞれの特徴をまとめてみました。

 

今回ご紹介した「艶つや習慣」以外にも人気のクリームがありますので、自分に合ったヨクイニンクリームを選ぶための参考にしてみてくださいね。